最近よく思うことがある。
私たち人間が認識できるのはこの宇宙のごく一部であるということを。
人が見ることができるのは可視光線。
超音波は聞こえない。
犬の嗅覚は人の100万倍~1億倍とか。
味覚や触覚も同じようなものだろう。
また、宇宙の質量とエネルギーに占める割合は、原子等の通常の物質が4.9%、暗黒物質(ダークマター)が26.8%、ダークエネルギーが68.3%と算定されている。
物質ですら5%に満たない。その中でも認識できるのはほんのわずか。
私たちが認識できるのはなんと狭いのだろう。
事実、私たちは、井の中の蛙だ。
自分の内と自分の外。
自分の内は、自我(エゴ)であり、心であり、欲と悩み。
自分の外は、他であり、それと同時に自己(セルフ)である。
内と外の接点は、脳であり、意識。
意識を合わせる場所は変えることができる。
悩んでいる時は、外に意識を合わせる。
簡単な方法は、外の音を聴くと良い。